格安SIMにする【メリット・デメリット】とは?

ここ近年、政府からの値下げ要求により、各大手キャリアも料金の値下げについて試行錯誤はしていますが、格安SIMと比べると、まだまだ料金は高めになっています。
まだ大手キャリアで高い利用料金を支払っている方も多くいると思いますが、格安SIMに乗り換えることで、今となっては生活に欠かせない携帯料金(固定費)を大幅に下げることができるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
今日は格安SIMに乗り換えるうえでの、メリット・デメリットについて解説していきますので、乗り換えを検討されている方は、参考にしてください。


格安SIM【メリット】一覧
まずは、メリットの方を簡単に見ていきましょう。
デメリットに比べると少ないですが、なんといっても「料金が大幅に安くなる!!」これこそが格安SIMに乗り換える理由のすべてといっても良いくらいです。
・月々の支払いが安くなる
・2年縛り等の契約期間を気にしなくて良い
・料金プランがシンプルで分かりやすいものが多い
格安SIM【デメリット】一覧

続いて、デメリットの方を簡単にみていきましょう。
メリットに比べると多いですが、その多くは対策があるものばかりです。
詳細の部分で、対応策も簡単に載せておくので、デメリットをしっかりと把握したうえで、賢く乗り換えましょう。
多くの人にとってデメリットになること
多くの人によってデメリットと感じられるところです。
一番注意してほしいのは、やはり「通信速度が遅い、不安定」だということです。
ですが、これは大手キャリアと比べてですし、体感的には変わらないことも多いです。この部分については環境要因も強いので、人によっては大きく違ってくる部分です。
・通信速度が遅い、不安定
・店舗が少ない(ない)
・購入できる端末が限られる
・キャリアメールが使えない
・初期設定などを自分でする必要がある
一部の人によってデメリットになること
関係ないという人も多いかもしれませんが、使う人によってはデメリットと感じる部分です。
・クレジットカード決済が使えない
・LineのID検索が使えない
・テザリングが使えない場合がある
・キャリアのサービスが使えない
格安SIM【メリット】詳細

それでは【メリット】についてひとつづつ見ていきましょう。
料金が安い
大手キャリアから格安SIMに乗り換える人の理由のほとんどが、料金を安くできるというところだと思います。
もちろん人によって料金プランが違うので、月々の支払額も様々ですが、大手キャリアを使っている人で多いのが、月6,000円~9,000円の間です。
大手キャリアを使っていて、これよりも少ない人は格安SIMに乗り換えてもあまり恩恵はないかもしれませんが、逆に月々10,000円を超えているような人であれば、格安SIMに乗り換えることで、大幅に節約できることになります。
格安SIM会社によっても多少違いますが、だいたい月1,500円~4,000円の間ぐらいのプランが多いように思います。
ちなみに私の場合は、auからBIGLOBEモバイルに乗り換えることで、月々の支払いが約8,000円ほどから約2,000円まで下げることができました。
また、契約後6か月間のキャンペーン期間中は月々約400円で利用することができています。
2年縛りがない
大手キャリアのほとんどが2年毎の自動更新での契約になっていると思います。
これによって、いざ乗り換えようと思っても、更新月の1ヶ月ほどの期間以外だと高い違約金を支払わなければならないということが多いです。
その点格安SIMであれば、最低利用期間を設けていないところも多く、いつ解約しても違約金が発生しないところが多いです。また、最低利用金があるところでも1年のところが多く、違約金も1,000円程度がほとんどです。
つまり、格安SIM会社に乗り換えたけれど、自分に合わないと思ったら、気軽に解約して他の会社に乗り換えることができます。
料金プランが分かりやすい
大手キャリアの料金プランというのは、どこも複雑なものが多いです。実際、何の料金なのか、結局合計はいくらになるのかという部分が分かりにくくなっています。
格安SIMの場合は、シンプルなものが多いため、月額の料金も把握しやすいですし、料金プランを選ぶ際にも、自分に合ったものを見つけやすいです。
例として、私が契約しているBIGLOBEモバイルの料金プランの中で人気のプランの一例を載せておきます。
【1回線目】 | 【2回線目】 | |
3ギガ | 1,600円 | 1,400円 |
6ギガ | 2,150円 | 1,950円 |
12ギガ | 3,400円 | 3,200円 |
国内通話料 | 20円/30秒 9円/30秒※BIGROBEでんわアプリからの発信に限る |
エンタメフリーオプション | 480円/月 | 対象の動画・音楽アプリの通信料がギガ数にカウントされない (YouTube、Amazonmusicなど) |
通話オプション | 600円~/月 | 国内通話が3分/10分かけ放題など |
上記は料金プランの一部ではありますが、だいたいこんな感じです。
私は3ギガプランとエンタメフリーオプションを契約しているので、
1,600円+480円=2,080円/月
になります。通話はあまりしないので、auの時から契約していませんでした。
BIGLOBEモバイルに限らず、格安SIM会社の料金プランは分かりやすいものが多いです。
iPhone用格安SIMなら【UQモバイル】

格安SIM【デメリット】~多くの人に該当
デメリットの中でも、多くの人が不安に思うところを紹介します。
ですが、対応策も載せておきますので、人によってはデメリットにならなくなる部分もあります。
通信速度が遅い、不安定

大手キャリアに比べると、やはり通信速度は落ちてしまいます。
特に朝昼夕のなかでも、11:00~13:00などの休憩時間で大勢の人が使う時間帯は込み合うことがあると言われています。
実際にBIGLOBEモバイルに乗り換えてから、auの時との比較で、速度計測アプリで計ってみましたが、確かに落ちています。
場合によっては10分の1ほどの速度が出たこともありました・・・
しかし!!速度計測アプリで計った場合落ちていましたが、速度を計測しない場合、正直スピードが落ちていると体感できることはありませんでした。
環境によっても違いますし、速度の必要なゲームなどのアプリをする場合は体感できるのかもしれませんが、普通に使う分にはいまのところ問題なく使えています。
ですが、速度自体は大手キャリアに比べると、落ちることだけは覚えておくようにしましょう。
後は、自分の環境と、選ぶ格安SIM会社と、使い方次第になってくると思います。
店舗が少ない(ない)
普通スマホを買う時には、近くにある店舗に行って買う人がほとんどではないでしょうか。
格安SIMに乗り換える際には店舗がないことが多く、web上で手続きをしなければいけません。
なので、分からないことがあっても、目の前にいるスタッフに聞けるわけでもありません。
人によっては不安に思う方も多いかもしれませんが、店舗を持たない分、人件費などがかからないので、安く提供できているということもあります。
「格安SIMに乗り換えたいけど、やはり店舗で契約したい」という人は【UQmobile】やワイモバイルであれば、店舗が多くあるので、おススメです。

購入できる端末が限られる
大手キャリアでは最新のiPhoneがあったり、androidがあったりと、いろいろな機種を選ぶことができたと思いますが、格安SIMの場合、購入できる端末が少ないです。
例えば、iPhoneだと少し前の古い機種ならあるといったように、端末が限られてきます。
対応策としては、iPhoneであれば、appleストアからSIMフリーの端末だけを購入する方法です。それであれば最新が手に入りますし、保証もしっかりしています。
また、端末代を安く抑えたい場合は、中古の端末を購入するというのも一つの手です。状態の良い中古スマホを置いているリサイクルショップなども数多くあるので、一度覗いてみると面白いかもしれません。
キャリアメールが使えない

今ではGメールなどの無料メールも普及してきましたが、今でもezweb.ne.jpなどのキャリアメールを使っている方もまだ多いのではないでしょうか。
実際に私がそうでした。当たり前ですが、格安SIMにするとキャリアメールは使えないので、自分で無料のサービスなどを使って、メールアカウントを作っておく必要があります。
将来的に格安SIMに乗り換えようと思っている人は今の内から無料のメールアカウントを作っておくことをおススメします。
なかでも色々なところで使えて、サービス面においても信頼のできるGメールがおススメです。作り方も簡単なので、まだ使ったことがない人はぜひ登録してみてください。
初期設定などを自分でする必要がある
大手キャリアの場合には、店舗に行けば、スタッフがほとんどのことをやってくれていたと思います。なんなら、データの移行や、おススメの設定までやってくれたりと、至れり尽くせりでした。
しかし、格安SIMの場合は、自分でwebで手続きをして、SIMが届いたら、自分で交換して、初期設定をやって・・・と自分でやらないといけないことばかりです。
なかなかしんどいかもしれませんが、それは基本的には最初だけです。乗り換えの時が一番大変だと思いますが、一度やってしまえば、あとは今まで通り使っていくだけです。
最初の作業の代わりに、月々の支払料金が安くなると思えば、頑張れるのではないでしょうか。
何でもそうだと思いますが、何も苦労しないで、月々の支払が安くなる・・・ようなことはこの世の中ありません。多少の犠牲は付き物かと思います。
格安SIM【デメリット】~一部の人に該当

ここでは、多くの人ではないですが、その機能などを使っている一部の人にとってはデメリットになる部分ですので、気になる人はチェックしておきましょう。
クレジットカード決済が多い
大手キャリアでは口座引落ができるのが普通だと思いますが、格安SIMの場合はクレジットカードでの決済のみにしか対応していないところも多いです。
事情があってクレジットカードをもっていない人などは、格安SIMを選ぶときには、口座引き落としなど別の決済を扱っている会社を選ぶ必要があるので、注意してください。
LineのID検索が使えない
スマホ所有者のほとんどが使っているLINEアプリですが、格安SIMにすると、LINEのID検索が行えなくなります。LINEのID検索?って何?と思う方は気にしなくても大丈夫だと思いますが、今まで使ってきた方は少し不便に思うかもしれません。
ですが、ID検索が行えなくても、LINEの友達追加方法は他にも多数あるので、個人的には特に問題ないように思います。
テザリングができない場合がある
・スマホなどの端末の通信を利用して、パソコンなど別の機器が通信できるようにすること。
・要は、Wi-Fiのないところでも、スマホで契約している通信回線を使って、どこでもパソコンなどが使えるようにできる便利機能です。
格安SIM会社にもよりますが、テザリングが使用できないところもあるので、普段からテザリングの機能を使っている方は、格安SIMを選ぶときには、注意して選ぶようにして下さい。
キャリアのサービスが使えない
当たり前ですが、ドコモやau専用のキャリアサービスが使えなくなります。
ちなみにauペイやmyauはauを辞めても、アカウントを電話番号からメールアドレスに変更することで、引き続き使うことが出来ました。
まぁ、わざわざ使うこともないですが、参考までに。
まとめ

メリット・デメリットそれぞれありますが、個人的に思うことは・・・
「格安SIMに乗り換えて大満足している!!」ということです。
色々と面倒なこともありましたが、月々の固定費が下がったことで、違うものや違うことにお金を使うことができます。
ましてや、今まで自分の使用用途以上にお金を払ってきたことを思うと、もっと早くしておけばよかったと後悔すらしています。
この記事を読んでいる人には、少しでも損をしないように、早めに動いてみることをおススメします。
それでは、格安SIMに乗り換えても、さらに快適なスマホライフをお送りください!!


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