【Wi-Fiの基礎知識】を身に着けて時代に乗り遅れるな!!
Wi-Fiって普段何気なく使っていますが、いろいろと知らないことも多いのではないでしょうか。
自宅で電波が悪いことがあったり、ネットワークの設定をしないといけない時、ルーターを買い替えないといけなくなった時など、基本的な知識がないとどうしていいか分からなくなったりもします。
そんな時のために基本的な知識を身に着けておきましょう。
あまり入り込んだ難しいことまでは覚える必要はないと思うので、
今回は初心者でも分かりやすいように、簡略化して説明したいと思います。
モデムとルーターの違い
聞いたことがある人も多いかもしれませんが、良く分かっていない人も多いと思います。
難しいことは特に覚えなくてもいいので、「なんとなくこういうものなんだぁ~」という程度でかまいませんので、頭に入れておきましょう。
モデム
アナログ回線(電話回線など)をインターネットに接続できるように信号を変換する機械。
光回線の場合は、「光終端装置」といいますが、最近では光終端装置=モデムと思っていただければ良いと思います。
モデムだけある状態では、有線ではインターネットに繋げますが、無線機能はないので、Wi-Fiの電波を飛ばすことはできません。
つまり、Wi-Fiを飛ばすにはモデムに別途無線ルーターを接続する必要があるということです。
無線ルーター(Wi-Fiルーター)
モデムにつなげることで、Wi-Fiの電波を飛ばすようにする機械のこと。
有線だけのルーターもありますが、今では「無線」と付けなくても、ルーターと言えば無線ルーターのことを指している場合がほとんどです。
スマホやタブレットを自宅のネット回線につなぐには、無線ルーターが必要になります。
2.4Ghzと5Ghzの違い(ギガヘルツ)
Wi-Fiでよく2.4G、5Gというのを聞いたことがあると思います。
これは接続する周波数帯のことで、基本的に最近のWi-Fiルーターにはどちらもあります。ルーターの裏の方を見てみると、2つ書いてあると思います。
ですが、デバイスが接続するのは2.4Gか5Gのどちらかひとつです。
2.4Ghz・・・壁などの遮蔽物(しゃへいぶつ)に強く、電波が遠くまで届きやすいが、速度は遅い
5Ghz・・・壁などの遮蔽物に弱く、電波が届きにくいが、速度は速い
そして、2つは性質が違うので、場合によってどちらにつないだ方が良いというのも変わってきます。
自宅のWi-Fiでもそうだと思いますが、普通は手動でどちらかを選ぶようにしていると思います。
SSIDとは
Wi-Fiルーターに接続する時に出てくる「buffalo○○○-a○○」などの、要は名前です。
ルーターの裏側を見れば、パスワードと一緒に書いてあります。
各モードの違い
上で説明したようにルーターとは、インターネットの回線を無線で飛ばせるようにする機器ですが、最近のルーターには様々なモードが設定できるようになっています。
ルーターモード
プロバイダーから提供された機器(モデム、光終端装置など)につなぐことで、無線の電波を飛ばして、インターネットにつなぐことのできるモード。
基本的にはルーターはこのモードで使用することになります。
例えば、契約しているプロバイダーからルーターを既にレンタルされている場合や、モデムにルーター機能が付いている場合には、下記のモードで使用することになります。
AP(アクセスポイント)、ブリッジモード
契約しているプロバイダーからルーターを既にレンタルされている場合や、モデムにルーター機能が付いている場合にしようするモードです。
このモードで使用する場合、ルーター機能を無効にするため、機種により、一部の機能制限がかかったりします。
使用用途としては、
・レンタルしているルーターに電話回線などがついていて、交換ができないが、電波強度を強くしたいなどの理由で、高性能のものを自分で購入して設置したい時
・自宅の1階以外にも複数の優先LANポートがあり、ルーターを設置して、そこからもWi-Fiの電波を飛ばしたい場合
・電波が届きにくい部屋まで、LANケーブルを引っ張って、有線でもう1つのルーターを使用したい時
・2重ルーターを避けるため
(2重ルーターに関しては、できないことはないですが、ルーターモードで機能するものを2つ設置してしまうと、多重ルーターになり、電波が混同したりして安定しなかったり、きちんと設定しないと、インターネットに繋がらなかったりと、不具合が生じます)
ぐらいでしょうか。
メーカーの違いによって、AP(アクセスポイント)やブリッジモードと言ったりしますが、同じことです。
要はインターネットの電波を飛ばすルーターとそれをつかうデバイス(スマホなど)の間を橋渡しする機能ということです。
中継器モード
そのままルーターからの電波を無線でキャッチして、デバイスに対して無線を中継して飛ばす役割です。
使用用途としては、
・電波が届かない部屋があり、電波の届く範囲を広げたい
・電波の届かない部屋にLANケーブルを優先で引っ張ることが難しいため、無線を利用して電波を広げたい
などでしょうか。
WiFiの中継器は中継専用のものが、多数販売されているので、ルーターを中継器モードで使用する機会はあまりないかもしれません。
あるとすれば、中継器を導入したい時に、使わなくなったルーターが手元にあり、それを中継器代わりに使うときくらいじゃないでしょうか。
ですが、中継器を使いたいときは意外とあると思います。その時には過去に使用していたルーターが眠っている方は、中継器を購入する前に一度、ルーターが中継器モードで使用できないかを確認すると、わざわざ買わなくてもいいということもあります。
自宅にWi-Fiを設置するメリット
なぜWi-Fiを設置するのでしょう?
ひとつひとつメリットを見ていきましょう。
いろいろな機器をネットにつなげることができる
やはり一番はこの理由ではないでしょうか。
スマホはWi-Fiがなくても、キャリアによる電波でネットに繋ぐことができますが
例えば、テレビのレコーダー、ゲーム機、パソコン、最近では家電までもWi-Fiに接続できるようになっています。
逆に言えば、Wi-Fiが飛んでいなければ、それらの機器を買っても最大限に使うことはできません。
様々な機器をWi-Fiを通してネットに繋ぐことで、便利にそして快適に使えるようになり、生活が豊かになることは言うまでもありません。
スマホの通信費を抑えることができる
これもあるあるですね。自宅ではスマホをWi-Fiにつなぐことで、auなどのキャリアの使用量を減らすことで、結果スマホの支払いが安くなります。
家族が多ければ、なおさらですし、外ではあまり使わないという人は、SIMカードを格安の物に変えることによって、さらにスマホへの支払いを減らすこともできます。
今の時代、スマホは必須といえるアイテムになっているので、その固定費の支払いを減らせるというのは大きなメリットになると思います。
格安SIMに関しては、以下の記事も参考になるかと思います。
- ドコモの新プラン【ahamo】ってどうなの?
- 【auから格安SIMに乗り換えた話】~BIGROBEを選んだ理由~
- 格安SIMにする【メリット・デメリット】とは?
- 格安SIMに変更後の料金公開
- 【格安SIMに乗り換えるためにやること】
まとめ
今では当たり前になってきている、Wi-Fi環境。
今日紹介した内容は、ほんとうに基本的な部分だけです。
逆にこれらの知識を知らなければ、これから先、どんどん時代に乗り遅れて行ってしまうと思います。
ですが、知識を深めて賢く使えば、これから先も快適に生活を送っていける可能性が高まります。
初めは難しいように思うかもしれませんが、少しずつでいいので、覚えて行ってもらえれば幸いです。
それでは、良いネットライフを!!
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